米・消費者物価減速

〇アメリカのインフレはなかなか止まらなかった。そのため政策金利を4会合連続で通常の3倍の0.75%引き上げてきた。13日に発表のあった、11月の消費者物価指数(CPI))の上昇率は、前年同月比で7.1%と5カ月連続で伸びは減速し、市場予想の7.3%を下回った。しかし、一方で人出不足による賃金の上昇が、家賃を含む住宅費などサービス価格を押し上げている。そのためインフレの抑制を重視する米連邦制度理事会(FRB)は、政策金利を引き上げてきたが、一部の指数に減速がみられるため利上げのペースを落とす可能性を示唆した。

コメントは受け付けていません。