注意を要する高齢者と基礎疾患

3月、イギリスで18歳の男性が新型コロナウイルス検査で陽性と診断された後に亡くなった。この男性は深刻な基礎疾患を抱えていたという。またイギリスで21歳の女性が新型コロナウイルスに感染して亡くなったが基礎疾患はなかった。

新型コロナウイルスの感染者の死亡率は高齢者や基礎疾患を抱えている人ほど高いことが分かっている。しかし高齢者でも大半は軽いか中程度の症状しか出ていないという。

一方で若い人でも集中治療が必要になる場合もあるが、80歳以上の高齢者の死亡率は平均の10倍と高く、40代以下ではかなり低い。糖尿病や呼吸器の疾患、高血圧の有無も死亡率にかかわってくる。

27日、立憲民主党の羽田雄一郎参議院幹事長が亡くなったがその後の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが確認された。糖尿病の持病があったという。死因が新型コロナウイルス感染によるものかどうかは確認されていない。

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