屋外でのマスク着用は不要

〇全国の新型コロナウイルスの感染者は下がってきたなと思うと上がり始めるなど不安定な動きを見せている。20日時点の1週間の平均は36000人。人口1万人あたりの感染者数を見ると、沖縄県が1013人と最も多く、次が北海道の329人と大きな開きがある。ちなみに感染者数が全国で最も多い東京都は180人で23番目となっている。全国の医療体制は重症者数が減少しているが、死亡者は横ばいとなっている。ワクチンの接種は2回目が80%程度に対して3回目が57%(5月20日現在)となかなか増えない。

このような状況の下で厚労省がマスクについての見解を示した。20日厚労省の専門家会合でマスクについて屋外で周りの人との距離を保てる場合や、会話が少ない場合は着用する必要がないとしている。また屋内でも会話をほとんど行わず、2mの距離があればマスク着用の必要はないとしている。距離を会話を重視した判断といえる。マスク着用が感染対策として重要なことに変更はないとしている。ただ熱中症のリスクなどが指摘されているためマスク着用の考え方を示したもの。

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